鯱の金

六厩の金が使われているという話もある名古屋城の金の鯱、金箔が貼ってあるんだろうと思っていたが、そういうわけではなかったようで。

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1612年(慶長17年)に名古屋城天守が竣工した当時の金鯱(きんこ)の高さは約2.74m、一対で慶長大判1940枚分、純金にして215.3kgの金が使用されたといわれています。
金箔張りではなく金板で造形しているのが特徴です。

しかしその後、尾張藩の財政が悪化したことに伴い、1730年(享保15年)、1827年(文政10年)、1846年(弘化3年)の3度にわたって鯱の金が利用され、金板の改鋳を行って金純度を下げつづけました。

 

 えっ、そんなに大量の金が使われていたとは・・・

なお、現在の金鯱は1959年(昭和34年)の天守再建時に復元されたもので、一対に使用された金の重量は88kgとなっています。 

 減ったとはいえ今でも結構な量の金が使われているのね。