15世紀後半~16世紀初頭にかけて、飛騨・佐渡の浄土真宗(本願寺)門徒が金を掘り本願寺に送っていたことは以前にも書いた。
今回丸岡図書館で「能登宝達金山について」(小葉田淳)を読んでいたら・・・
石山本願寺日記(=天文日記)に
とある。加賀諸方とは具体的にどこなのか気になるなあ。
さて、この本願寺への送金は、先の例よりは少し時代が下るが門徒が各地の金山から金を送っていた様子は窺える。この時期は佐渡の砂金山は衰退期で、門徒も散り(あるいは越中へ?移動)、加賀の産金が佐渡の穴埋めをしたのかもしれない。
他にも本願寺へ金を送った事例はあるだろうけど、さて、どうやって調べるか?