自然金を融かしたら・・・

自然金(ここでは、浅熱水金銀鉱床の山金とする)を融かしたら、どんな色合いになるだろうか?ってことで、佐渡鉱山(佐渡相川金銀山)あたりの自然金の組成である(重量%で)金60%、銀40%の合金を作ってみる・・・
秤量した金・銀を耐火物に載せてバーナーで加熱〜  ・・・融かして・・・

冷えてきたところ・・・ まだまだ熱いぞ!

うーん、銀色にしか見えない・・・しかも金を融かした時とは違って表面がザラザラ・・・なんだろね?微結晶?


色が分かりやすいようにハンマーで叩く叩く叩くっ!純金よりかなり堅いよ。圧延ローラーが欲しいね。
左から順に 銀100%、 金60%銀40%、 金100%

やっぱりかなり白味がかった金色・・・って言うか、薄く金色を帯びた銀色って方が正しいな、薄い黄鉄鉱色と言うか・・・ これを“金”と呼ぶには見かけからは厳しいよね〜? やっぱり浅熱水性金銀鉱床の山金は金銀分離をしなければ金として通用しないと思うんだよね。