砂金で作る指輪
https://kirarapost.jp/0000100774
義父が趣味で集めた砂金で指輪を作ってくれました✨
もちろん妻である義母への指輪が第一号作品で、『まだ残ってる砂金があるから』と、わたしと兄嫁にも作ってくれたのでした。
リング内側には、この砂金を掘った川の名前が彫られています。笑
砂金を融かすして作った指輪は当然金色・・・なんだけど、砂金の産地によっては“銀色”になってしまうこともある。浅熱水性の金鉱床起源の砂金だと、砂金内部の金は40wt%とか(もしかしたらもっと少ないことも?)いう場合もある。
土肥金山近くの川で採った砂金の一部はまさにそんな感じで、表面まで銀色、いうなれば“砂銀”だった。
もう一例を挙げると、数年前にウソタン砂金フェスティバルで2gのナゲットを川に隠して、参加者にそれを探してもらおうというイベントがあったのだが、ナゲットは砂金採掘公園で使われる(撒いている)輸入した砂金をバーナーで融かしたもの・・・だったらしい。 ナゲットを川に隠す前に見せてもらったが見事な銀色の塊で、知らなければ元が砂金だったとは思えない色合いだった。
そんなわけで砂金を融かして指輪を作ろうとしても銀色の指輪ができてしまう可能性がある。 そんな時は塩酸でも使って表面の銀を溶かしだしてやれば表面は金色に変化する。昔、金品位の低い小判に施されていた“色揚げ”と同じことだ(もちろん昔は塩酸を使ったわけではないが)。