アイヌは砂金を掘ったのか2

http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20110105 その1
昨年も同じ人のブログから同じネタを拾っていますが・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/arch74324/archive/2011/12/20

イギリス東インド会社の貿易船隊司令官で、1613年に来日して平戸に商館を置いたジョン・セーリスが、蝦夷地に渡った和人から聞きとった同地の情報は、短いものだが具体的で興味深い。そのなかに次のようにある。
「彼ら(蝦夷地のアイヌ)は銀及び砂金を多く有し、それで日本人から米その他の物を買う。日本の米と綿布とが、ここでは需要が多い。鉄と鉛は日本から輸入される。…日本から蝦夷に輸入された米は4倍の値に売れた」(『セーリス日本渡航記・ヴィルマン日本滞在記』雄松堂書店)。
アイヌが砂金を交換していたとの記事はほかに知らない。驚くべき内容だ。

セーリスの直接の聞き取りではないところが少々残念な気がするが、でも興味をそそられる内容だなあ。

17世紀には各地の砂金はほとんど採り尽くされてしまったと以前書いた。つまり18〜19世紀にアイヌが砂金を採取できるような状況はなかったとみられる。

これに関しては、そんなことはないと思うけど・・・ん?そもそも、元に書かれていたのはどこなんだ?見つからない・・・

ネタ元の本に関しては・・・
http://yushodo.co.jp/presslist/isbn4-8419-1003-4.htm

新異国叢書 第I輯 第6巻
セーリス日本渡航記/ヴィルマン日本滞在記
村川 堅固 訳、尾崎 義 訳、岩生 成一 校訂
菊判 上製 函入 584pp. 1970年刊 
ISBN 978-4-8419-1003-2 (4-8419-1003-4)
定価6,300円(本体6,000円+税5%)

イギリス東インド会社の司令官セーリスは1613年、平戸に入港し、家康・秀忠に謁見、日本における外国貿易の礎を築いた。その苦難の渡航記。アーネスト・サトウの解説付き。スウェーデン人ヴィルマンは鎖国間もない初期徳川時代に来日、キリシタン処刑の生々しい記録を遺した。

古書なら¥2,000くらいから・・・