朝起きてホテルを出ると、うーん、曇りだけど砂金掘りにはそれほど問題のなさそうな天気。
・・・と・こ・ろ・が、電車に乗って地下区間を出ると、う〜んしっかり雨が降っていますなあ。猴硐(ホートン)の駅(站)に到着する頃には結構強い降りに・・・川も増水しておるなあ・・・
まあ、S司さんも韓国から来た文さんも始めての台湾砂金掘りだから初日から中止にするのも何だし・・・ということで、現場の川へ。
増水しているので陸掘りでも掘れる範囲は狭く、地元の人達も散々掘り尽くした場所なので、殆ど採れないな〜
昼になって前回の訪台時に知り合った王さん、その友人の林さんが暖かいおでんの差し入れを持ってきてくれたので砂金掘りを切り上げ、瑞芳で昼ご飯をご馳走になってから王さんのお店へ。夕方まで基隆河の砂金などを見ながら話をさせてもらったのだけど、一番印象的だったのは表面が褐鉄鉱化した不明鉱物の隙間に複数の自然金結晶が現れている標本かな。
基隆河の多くの砂金が持つ特徴である微細な粒子が集合した球状の自然金で、九份の鉱脈に産出した多くの自然金はこういう形状だったんだろうな。