「かながわ風土記」

ゴールデンウイークの活動その2・・・図書館へ行って「かながわ風土記」を読んできた。
「かながわ風土記」には「箱根丹沢秘伝帖」という連載があり、この中に幾つか丹沢の産金に関する話が出てくる。

こちらは三廻部・金澤に関する記述。

  • 「箱根丹沢秘伝帖(11)丹沢山に信玄伝説を追う」(中野敬次郎)かながわ風土記 第58号 p.39-45

こちらも三廻部と・・・

そう言えば、丹沢山中には採金の伝説のところが他にも多々あって、世附の更に奥地の水ノ木附近の金山沢の渓流に添うて金鉱発掘の古窟あることを聞かされたこともあり、また檜洞丸と臼ガ岳の中間の峰に金山谷の頭というのがあり、そこから北に流れる神ノ川の最上流を金山谷というが、北条時代の砂金採集地であると郷民は言っている。

“世附の更に奥地の水ノ木附近の金山沢の渓流に添うて金鉱発掘の古窟”は、先日紹介した

 の、1の話で、
初めて聞く“檜洞丸と臼ガ岳の中間の峰に金山谷の頭というのがあり、そこから北に流れる神ノ川の最上流を金山谷という”は、どうやら

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この辺りの話らしい。道志川の砂金の起源の一つ、ってことになるのかな?