ピンポイント

初めての沢に入ってみる。 上流には鉱山があり、下流では砂金が採れたので当然ここでも砂金は(簡単に)採れるものだと思っていたのだが・・・
岩盤の長さ60m程度の範囲は見ただろうか?箱メガネであちこち見るが、砂金のサの字も無い。上下流をうろつき入渓地点に戻って、今度は少し掘り下げてみると・・・おお、何、この餅鉄の寄せ場は!
50cm程の範囲に大きな餅鉄がゴロゴロ。掘り下げると、さらにゴロゴロ。盤に近くなると敷き詰めるように餅鉄が並び・・・この下は砂金でビッシリ!?
・・・なーんてことはなく、まあ、それでも砂金は寄せていた。範囲は30cm程。特に寄せていたと言えるのは10cm程度の範囲だろうか?
今回はたまたま寄せ場まで到達できたが、砂金があると確信できなければここまで掘らずに「砂金の無い川だね」と諦めていただろう。こういう川は私には難しいなあ。