荘川村や白川村の村史を読んでいると元禄検地(1694~)で多くの村に“銀”の項目が見られる。こんな感じだ
○○村
(中略)
銀 ○○匁○分○厘 川役
基本的には石高について論じられていて“銀”については触れられていない。
砂金ではなくて銀?(純度の関係で銀換算している?) ここでの匁分厘は砂金の重量単位ではないのか? “川役”は川で砂金を採っているのではないのか? などと考えるが答えは出てこない。
荘川村史には注として
川役 漁撈税
とある。文字通りの漁業に関する税金だったのだろうか? それにしても“銀”と重量単位というのは気になる・・・
他の地域の元禄検地の部分も読んでみれば比較して何か分かるだろうか?
2020.4.3 追記
http://www.bunden.net/stat/usaka/3.html
こものなり
小物成
田畑以外に課せられた雑税の総称 これは原則として銀でおさめ、
村単位で納めさせた
かわやく
川役
川でとれる魚(鮎・鮭・鱒など)に課した税
うーん、単に川役を銀で納めるということなのかなあ・・・