実如の裏書がまた1ページ

千葉乗隆著作集 第二巻『地域社会と真宗』(千葉乗隆)の中の「飛騨国清見村の毛坊道場」 内容的にも気になる部分があるが、麦島という近くに金山がある集落の道場に本尊が授与されていて、願主は不明ながら白川門徒であるというのだ。

この白川門徒は、今まで調べてきた感じでは金山稼業に深く関わりがありそうであって、裏書に現れる時代・地域も短期間、金山周辺に限られる・・・ようなのだ(断言まではできないが)。

白川門徒の名前の入った裏書自体がこれまでに3~4例だったか? 確か、この麦島の道場宛の裏書は知られていない物だと思うのだが・・・