「陸前高田市史 第十巻 産業編(下)」
第一章 産金
第一節 北上高地の地質と鉱床 3
一 氷上花崗岩 3
二 氷上型水晶 4
三 金鉱床と砂金 5
第二節 わが国の産金需要の発生 10
一 東大寺盧舎那仏の建立 10
二 陸奥の産金功労者 14
三 小田郡の産金と黄金山神社 16
四 玉山金山の伝承 20
第三節 藤原時代の産金地 24
一 気仙郡の産金と藤原氏 24
二 松峯神社と平泉 28
三 マルコ・ポーロの東方見聞録 31
第四節 中世より近世の産金 36
一 葛西時代の産金 36
二 豊臣秀吉の金山政策 37
三 金山一揆 41
四 徳川幕府の産金政策 50
第五節 仙台藩における金山経営 58
一 伊達政宗の金山政策 58
二 仙台藩の金山支配組織 67
三 気仙の四大金山 68
四 金山遺跡の発掘調査 73
五 御金山下代松坂家 75
第六節 御本判 88
一 御本判制度 88
二 御朱印と御本判 89
三 仙台藩の御本判数 91
四 御本判役 96
五 御本判帳と御本判下札 97
第七節 日露戦争と気仙の金山 104
一 巨額の外債募集 104
二 大蔵省金鉱区域の設定 106
三 気仙郡の金鉱区域設定の背景 108
四 金鉱指定地の鉱山 110
五 渡辺工学博士の調査報告 111
第八節 金の採集法 114
一 古代から中世にかけての採金 114
二 近世の採金 116
三 近代の採金 126
第九節 市域内の金山 131
一 玉山金山 133
二 雪沢金山 138
三 太子鉱山(太子金山) 141
四 桝内金山 144
五 重倉金山 146
六 琴平鉱山 148
七 高田金山 150
第十節 金の価値 153
一 貨幣としての金 153
二 金の魅力 155
これだけでも本一冊分くらいあるねえ・・・古代〜近代までの産金に関してまとまった読み物として読めるのではないかな?第七節あたりが一番興味があるところかな〜
で、この地域の砂金採集はやっぱり砂鉄・製鉄と関わりが深いので・・・
第二章 製鉄
第一節 鉄と気仙 165
一 鉄文化の発達 165
二 古代遺跡と鉄製品 167
第二節 気仙製鉄の沿革 170
一 寛永から慶安まで(十七世紀前半)の製鉄 170
二 明暦から元禄まで(十七世紀後半)の製鉄 174
(一) 仙台藩の製鉄政策 174
(二) 〓屋経営の概要 177
(三) 気仙製鉄の展開 179
三 宝永から享保まで(十八世紀)の製鉄 183
(一) 鉄山の経営形態 183
(二) 気仙製鉄の盛衰 185
(三) 農具の生産 189
(四) 鋳造業 194
四 文化(十九世紀)以後の製鉄 197
(一) 矢作村の製鉄 197
(二) 横田村の製鉄 220
(三) 広田村の製鉄 223
(四) 世田米村の製鉄 225
(五) 上・下有住村の製鉄 234
(六) 日頃市村の製鉄 237
(七) その他の村々の製鉄 242
第三節 気仙の砂鉄 245
一 残留砂鉄と山砂鉄 245
二 砂鉄採掘の沿革 248
三 気仙の砂鉄山 250
四 砂鉄鉱害の紛争 253
(一) 鉱害紛争の萌芽 253
(二) 安政六年の鉱害紛争 254
(三) 明治中期の鉱害紛争 257
(四) 大正期の鉱害紛争 258
第四節 製鉄用木炭 262
一 木炭原木無償時代 262
二 仙台藩の鉄山政策 263
三 飼屋炭 273
四 鍛冶屋小炭 275
五 鋳物細工用白炭 276
第五節 気仙の製鉄法 278
一 製鉄法の伝来 278
二 溶融炉 279
三 製錬法 283
第六節 製鉄遺物の科学的分析 289
一 北上山地の砂鉄分析結果 289
二 鉄津の分析結果 291
三 鉄器の分析結果 293
第七節 気仙製鉄に活躍した白岩一族と村上覚兵衛 297
一 白岩一族 297
二 村上覚兵衛 302
付 気仙地方の製鉄関連年表 304
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kakuka/soumu/sisi/naiyou/index.htm
コピーするより買った方が手っとり早くて安上がり?