『洋野町埋蔵文化財調査報告書第1 集 平内Ⅱ遺跡発掘調査報告書 町有地整備事業に伴う遺跡発掘調査』に町内の遺跡の説明として・・・
製鉄以外の金・銀・銅・鉛鉱山のいわゆる非鉄鉱業について八戸藩の日記類に僅かにみられるが、盛岡藩領に比べ八戸藩領内には大きな金山はなく、小規模な金山がいくつかあるのみであったようである。梅内家文書の慶安2年(1649)の「砂金採取運上金請取状」によると、沢尻、雪畑、小手沢、野そうけ山に金山があったことが記されている。岩手県遺跡台帳には金山跡として小手野沢金山(14)、ノソウケ金山(23)の2遺跡が登録されている。
ノソウケ金山はこれか
「砂金採取跡」と書いてあるから芝金遺構なのだろう。そういう目で写真を見てみると、丸石が積み上げてあるように・・・見えなくも無い。