- M1金山Y坑
地元の方が子供の頃(ん10年前・・・)は坑口が開いていたという場所を案内して頂く。確かに、ここなら坑口が埋まっていそうな場所ではあるが、現在では表土で埋もれているので自分の目では確認できなかった。斜面を上がると数本の溝上地形が認められ、溝の脇には20cm前後の石が所々石垣状に積まれている。溝の深さは0.5〜1mってところかな?坑道陥没跡ではなくて地表部の鉱脈を露天掘りした跡に見える。最初に見た坑口跡の位置は横合を入れた場所なんだろうなあ。
残念ながら鉱石らしきものは見当たらなかった・・・
- M2金山
日本金山誌他の記述を参考に林道を登って行くと石英の転石を発見。うーん、この上が怪しい?さらに林道を上がってから林の中に入ってみると、あっさり露天掘りらしき窪地が複数点在しているのが見つかる。石英もぽつぽつと落ちているし・・・
坑内水は多かったそうなので沢まで下りて、沢を下ってみると想像通り坑口が潰れたような地形から水が湧き出しているのを見つけた! たぶんこれが坑口の埋もれている場所だろう。石英の破片も多数ある。この周囲は特に所謂“金山シダ”が多く、大きさも群を抜いている。ちょっと出来過ぎな感じもするけどね。
次回はここを掘ってみたいなあ。
2021.03.09追記 何金山だか書いた本人も忘れそうなので記録しておく 水洞と松谷の金山のことである。