いろいろ書いてみるもので

先日のフォーラムの際、日記を見ているという方から面白い情報を教えて頂いた。なんと浅間山の火山灰から砂金を採取していたとな?
軽井沢町誌より

職工弍名(現在)一日平均百貫目の灰より採收す其割合一に対し十万分の一産出採收法は青化法とて

1日400kg弱(375kg)の火山灰から10g/tの金、つまり4g位の金をメリルクロー法で回収していたというのだ・・・が?

所謂砂金ではないことはさておき、10g/tという金鉱石と考えれば悪くない品位で採掘が容易であろう火山灰、埋蔵量も多いんじゃないか?と思うのだが、如何せん処理量が少なすぎるのではないだろうか?
職員2名で鉱業権者も7名、処理コストも砂金採取に比べれば高いだろう。採算はとれたのかなあ?

町誌には鉱山がどうなったか書かれてはいないが、分かるものなら調べてみたいな。
東京鉱山監督局管内鉱区一覧 明治45年 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/944239/92

鉱区の登録(鉱種)は“砂金”なのね・・・