遺跡から出た砂金

http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/20085
http://sitereports.nabunken.go.jp/files/attach/27813/20085_1_%E9%B4%BB%E8%87%9A%E9%A4%A8%E2%85%A9%E2%85%A3.pdf

福岡市の遺跡から出た古代の砂金・・・
『鴻臚館跡14 福岡市埋蔵文化財調査報告書第783集』(福岡市教育委員会)

鴻臚館時代の遺構としては、柱穴、土坑、石垣、谷(堀)などを検出している。柱穴には、後述する第I期の掘立柱建物・塀を構成する柱穴から、鴻臚館時代の遺物が出土するものの時期が判然としないものまで含まれる。SP14258の埋土上層から、大粒の砂金が出土している(Fig.90−4)。古代の柱穴と考えているが、時期を特定できない。

4は、砂金である。柱穴からの出土で、古代に属すると思われるが時期を特定できない。長さ16.08m、幅8.9mm、最大厚3mm、重さ2.75gをはかる。蛍光?線分析値は、Au99.5%。

結構大きな砂金だなあ。砂金の純度はやはり表面しか測定できていない感じだが、これは仕方がないだろうなあ・・・

で、この柱穴から出土したという砂金の使われ方は、石垣を築く時に隙間に差し込まれたという金貨や藤原清衡の副葬品にあった砂金のように、なんらかの呪い的な意味があったのだろうなあ? ・・・と、勝手な想像をしてみる。