枯渇していない蛇紋岩

北海道にいる最中に読んでいて、あっ!となったのが・・・

https://www.issp.u-tokyo.ac.jp/labs/mdcl/lab/denken/wordpress/?page_id=68#a19

 北海道の砂白金はイリジウム系ばかりで、とんでもない無茶な開発を行ってもプラチナ系砂白金の鉱床はついに見つからなかった。そして砂白金の鉱床それ自体がこれまで北海道に限られていたので、日本全体として考えてもプラチナ系砂白金の鉱床は期待できない、はずだった。一方で下に掲載する写真は今回の研究で得られた試料で、写真中の粒は砂金を除いてすべてプラチナ系砂白金である。旧日本軍が血眼になって探し求めたプラチナ系砂白金の鉱床は、北海道ではなく九州は熊本県に存在したのだ。明治23年(1890年)頃に北海道で初めて認識された日本の砂白金、そこから100年以上を経て、日本では初めてプラチナ系砂白金の鉱床が見つかったことになる。また、北海道外の砂白金としては最も多産する鉱床でもあろう。数日かけて調査して、ネコ板をかけずにパンニング皿を振るうのみだったが、それだけでも全体で1000粒以上が採集された。ちなみに私が愛用しているパンニング皿は10インチである。

 あら、ここは・・・以前に連れて行ってもらった場所だろうなあ・・・

新鉱物はあまり興味がないけど枯渇していない蛇紋岩には興味がある。どういった場所の蛇紋岩がこういったものなのか、だ。 九州大学には蛇紋岩の研究をしている先生もいるような話を以前に聞いたことがあるので、この場所の蛇紋岩も既に研究されているのかもしれない。(以前に、砂白金は関係しなかったが、この場所の蛇紋岩が関係している論文はネット上で見つけたことがあった。枯渇云々も特に書かれてはいなかったはず・・・)

さて、本州にもプラチナの産出が優越しそうな蛇紋岩体があるのだけど・・・こっちは産出量というか、数が少なすぎて本当にプラチナ系が優越するのか良く分からないんだよな~