飛騨の鉱山を歩いた人

『続日本鉱山史の研究』(小葉田淳)にこんな記述がある。

昭和四十三年五月、同十月に、林下安一、波岡正信両氏は、片野・六厩・上滝・森茂・落部等の諸金山について、現地に史料を探訪し、また遺跡を調査し、その結果を報告された。本論を草する上に、多大の参考になったことをしるし、謝意を表したい。」とある。

残念ながら『続日本鉱山史の研究』は文献からの研究が多く、遺跡などの状況には触れられていない。 遺跡調査がどのようなものだったのかは非常に気なるな~

検索すると林下安一氏は亡くなられているようで・・・しかし、

www.chunichi.co.jp

 開通50周年だった昨年10月、同市神岡町船津の主婦大坪洋子さん(72)が、町史や鉱山史の編さんに携わった父の故林下安一さんから受け継いだ資料を思い出した。

 もしかしたらフィールドノートなり何なりがご遺族の元に残されている可能性はあるなあ。