「飛騨国大野郡六厩村金山糶流所図面」

『続日本鉱山史の研究』を読み直していたら岐阜県図書館に佐野忠[仲]蔵(松木屋甚兵衛)よる「飛騨国大野郡六厩村金山糶流(せりながし)所図面」という明治の初めに鉱区申請した時の図面があるらしい。同時に申請された森茂金山の「飛騨国大野郡森茂村金山糶流所図面」はおそらく『清見村誌 史料篇』に収録されていたものだろう。

岐阜県図書館の蔵書検索で検索しても見つからないけど聞いたら探してくれるかなあ?

この頃の六厩の鉱区はあまり砂金が採れなかったようで明治11年には廃業。金品位は66%くらいらしい。砂金の色を見ても少し白っぽいもんね。