予定通り荘川の遺構巡りに行ってきた。
午前中は六厩の既知の遺構を地元の方に案内して、午後から牛丸~岩瀬の遺構を案内してもらう。以前入ったことのある谷の奥の方だと言われたが・・・気がつかなかったけどなあ? 一ヶ所目は川岸からすぐ上に上がった場所。
おお、石が積み上げられて遺構っぽい。すぐ脇は田んぼだったそうで・・・川を砂金掘りした後を田んぼとして利用したのだろうか?柴金遺構と断言はできないが、田んぼを造る前は遺構だった可能性はあるだろう。
そのまま川を上流に遡ると、植林地に謎の石碑が立っている。
昭和58年建立の新しい碑だが碑文が
古来より
さかさ大神
美人石
参詣したら
金子産る
と、なんとなく産金を思わせるもの。 土地のいわれを知っているからこういう碑文になったのかなあ?
これが「美人石」か?というもの。周囲の転石と比べると一際大きく、形も・・・桃みたい?
二ヶ所目は右岸の植林地中、突然現れる大遺構。これは六厩の最大の遺構に匹敵する?いや、それ以上かも?
遺構域を300mほど下って行ったら、見覚えのある送電線の下に出た。ああ、以前歩いた場所だ。10mも踏み込んでいればその時に遺構があるのに気がついたはずなのになあ。以前、下の川で砂金掘りをした時に植林地に少し入り込んで遺構が確認できなかったから右岸の植林地の中は遺構が無いと思い込んでいたのだな。反省~
帰宅してGPSの記録を見たら今日歩いた遺構域は川に沿って300×80m程度あった。これだけでもかなり大きいし、以前に見つけた場所をくわえると、この周辺では最大の柴金遺構かな?
M下さんご案内頂きありがとうございました。