城郭関係の本を読んでいたら「畝状竪堀(群)」という用語が出てきて、写真を見ると柴金遺構にかなり似ている。
『城館調査の手引き』(中井均)p.45
この形状だけを見ると柴金遺構の水路状構造だ~とも思いかねないが、全体を見るとおそらく石垣、石積みを欠く(柴金遺構でも欠くことはあるけど)であろうことが一点。もう一点は水路状構造の末端が川(谷)に落ちていないことだろう。末端部分が川や谷ならそれ自体が城館の防御構造になるのだから、そこに竪堀を掘る意味は無いのだ。
城郭関係の本を読んでいたら「畝状竪堀(群)」という用語が出てきて、写真を見ると柴金遺構にかなり似ている。
『城館調査の手引き』(中井均)p.45
この形状だけを見ると柴金遺構の水路状構造だ~とも思いかねないが、全体を見るとおそらく石垣、石積みを欠く(柴金遺構でも欠くことはあるけど)であろうことが一点。もう一点は水路状構造の末端が川(谷)に落ちていないことだろう。末端部分が川や谷ならそれ自体が城館の防御構造になるのだから、そこに竪堀を掘る意味は無いのだ。