上滝金山の採掘域(風化残留タイプ?)

上滝金山の採掘域は七間飛川に沿っても河岸段丘タイプの柴金を掘った場所が分布しているが、源流部には風化残留タイプの柴金を採掘・・・したと考えられる地形が赤枠内。

周長約900m、面積約42000m^2 青枠で囲った部分は大量の土砂が押し出された跡が見てとれる(主として五升谷)。1615年頃に上滝の山が崩壊して下流庄川の対岸まで押し出した土砂から砂金を掘った話があるが・・・まあ、今、見えているのはそれより後に柴金を処理した後の土砂なんだろう。しかし、地形図では沢があるように見えるが実際には水は流れていない。昔はどこで柴金をゆり出していたのだろうか?