北海道遺産「今金・美利河の金山遺跡」

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おっ!「今金・美利河の金山遺跡」が北海道遺産に選ばれた?

よく見ると、決まったのは10月だったか。

www.town.imakane.lg.jp

  • 遺産名称

今金・美利河の金山遺跡 ~後志利別(しりべしとしべつ)川上流域の砂金採掘跡

  • 遺産の概要

町北東部・美利河地区の砂金採掘跡とその山奥にあるカニカン岳金山跡は、江戸時代前期に松前藩が行った大規模な金山開発によるものとされ、現在も地表面に当時の遺跡が生々しく残っています。後志利別川の流域沿いに10km以上遺跡が連なり、その規模は国内最大とされています。令和4年1月に今金町指定史跡に指定されました。

sakin1.jpgこの地は幕末と明治期にも砂金ブームが起き、特に明治期では北海道的な採掘技術を磨く場として歴史的に重要な位置を占めました。美利河・花石地区では昭和30年代までは砂金掘り師がこの地域で生計を立てていました。
ピリカ旧石器文化館に隣接する収蔵庫「文化財保管・活用庫」では、カニカン岳金山跡鉱山臼や昭和期の砂金掘り用具一式を保管しており、一連の関連資料を見学することができます。

ピリカ旧石器文化館の収蔵庫の資料も写真を見ると整理されたようで、よかった。北海道遺産効果だな。

 

ところで、世界遺産がビジネスに結びつくとなってから、日本遺産や北海道遺産などn番煎じの施策が次々と・・・国や自治体からお金も出るんだろうけど、安易さが目に付くかな? 先日の地域資料活用の講演でも話が出ていたけど、今は天然記念物などの単品で保護をするだけでなく、地域や生活などを含めて保護・活用していくようになってきた流れなのだろうけれど。 こうやって柴金遺構にも日の目があたることになったのは好ましいことだけど、一時のブームで終わらないといいかな。