南砺市の医王(糸谷)銀山&桃源寺跡探索へ〜
目的の銀山や寺跡は写真中央あたりのはず。

スキー場(医王イオックス・アローザ)の中の県道?を通って〜
途中で分岐(馬寄場)

ここから先が先日まで通行止で来られなかったのだ。
さて、銀山探しと言っても、①付近の「北谷」の水が鉱床から流れる水で下流の作物に影響が出ていたという話と②「行者窟」なる穴が実は坑道だったのでは?という推測、③鉱山と関係のありそうな桃源寺が行者窟に程近い場所にある・・・ということで、行者窟周辺でズリ石なり方鉛鉱なりが見つかれば御の字だろう。
まずは目星をつけていた川A

本命はこちらだが、ううっ、藪で入れそうにない。
すぐ奥にある川B

流紋岩?グリーンタフ?な石がゴロゴロ〜
こちらの川には

緋吊りの滝というのがあるそうで・・・行者窟も説明板があればと期待したが、これ以外には何も説明板はなかった。
何か手がかりがないかとうろうろしていたら、突然

穴に落ちる! 1m程だったが、何だこれ?ちょっとした沢状地形で集まった水が道路下に流れ込んでいるのだろうか? 途中で引っかかって止まったが、そのまま落ちていたら這い上がるのは難しそうだし、道路下を通って反対側の谷側に出られる穴とも限らず、今考えると恐ろしい。
次は桃源寺跡があったかと思われる緩斜面へ

CS立体図で見る限り、寺院が建てられそうな緩斜面はここしかないと思うのだが・・・

緩斜面の端には石垣に使われるような大きさの石がいくつかまとまっているが、石垣状に積まれているわけでもない。 この周辺の寺は500年ほど前の田屋河原の戦いの際に焼かれているので、何らかの痕跡を見つけるのは難しいか・・・
結局、銀山の痕跡も寺跡もはっきりとしたものは見つからなかった。ついでなのでそのまま山頂方面へ上がってみた。

お〜、砺波平野に富山湾、立山連峰が一望できる。これは見る価値あり。
で、ここまで登ると露頭が、

グリーンタフに流紋岩?