前日は夜まで雨が降り続いたので降水量が少なそうな道北まで足を伸ばすことにする。音威子府までくると青空まで見えてきて・・・どうやらこちらは雨が降らなかったらしい。
事前の情報通りペーチャンの砂金掘り場はオープン前。平日なので誰もいないがあちこち掘った後がある。ウソタン砂金採掘公園も数人の観光客が砂金掘りをしているがやっぱり平日は人が少ないな〜
中頓別へ戻って頓別川左岸の各沢を見て歩く。この辺りは昔砂白金が採取されたところだK川、S川など結構粘土盤が露出していてポイントは多い。盤の落ち込みが深い溝になっていたので砂白金は確認できていないけどスポイトで砂鉄を吸い込む。砂鉄をパンニングすると1mm程の砂白金が数個採れる。ウソタンナイやペーチャンで砂金に混じった砂白金は数粒採ったことがあるが砂白金狙いで採ったのは初めてだ。大きさ、砂白金/砂金の比率も砂白金産地のそれだ。じっくり探せば良い寄せ場もあるだろう。
せっかく道北まで足を伸ばしたので知駒岳を越えて問寒別へ。こちらも砂白金産地だ。そう、宗谷丘陵は砂白金山地と言ってよいだろう。問寒別は牧草地が広がっていて川の流れも緩やか、普段は割と急な流れで掘っているのでこういう川は苦手だ。案の定、良い場所を見つけられずに燃料切れで敗退〜 こんな場所でガス欠になったら携行缶を抱えて一日中歩くハメになりかねないぞ。