オートクレーブの中は今回の育成では360℃(上部)−420℃(下部)に設定するのだが、これは中〜深熱水鉱床のできる温度条件と重なる。では、オートクレーブ中に金を入れておけば溶けるのか? 講師の先生の答えはNO! 溶けないというのだが*1、これは溶存イオンがOHだからなのか? だったらHSやClができるような溶液を加えたらどうなるのだろう? 上手く条件を整えてやれば脈石(水晶)に金が付着したような育成もできるだろうか?
うーん、金銀鉱床の形成についても考えさせられるところのある実習だったなあ。
*1:オートクレーブ内は銀ライニングされている、ということはおそらく銀もほとんど溶けないのだろう