鹿児島のS町さんから鹿児島の近〜現代砂金掘り事情を聞く機会があった。
揺り分けの道具は揺り鉢が複数残されているということで、これはそのうちサイズなどを記録しておきたいところ。鯛生金山にも残されていたけど、やはり九州は揺り鉢使用圏なのだろうな。
意外だったのは、おそらく明治〜昭和期に密採や農閑期の副業、趣味の砂金掘りなどが行われていなかったであろう、ということ。ざっくり言えば“鉱業(砂金)は官のもの”という意識からくるもののようで。
趣味の砂金掘りはともかくとして、密採や副業としての砂金掘りは砂金がそれなりの量採れる地域であれば昭和中期頃までは全国で行われていたであろうと漠然とながら考えていたけど、そうでもないのだな〜 地元で詳しく聞き込みをすれば違う結果も出るかもしれないとのことではあるけど。
そーいえば、こんなの見つけてたっけ。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/materia1994/45/4/45_4_246/_pdf