「伊豆・小笠原・マリアナ海溝の蛇紋岩海山と西南日本外帯の蛇紋岩帯

昨日に引き続き蛇紋岩のはなし・・・
「伊豆・小笠原・マリアナ海溝の蛇紋岩海山と西南日本外帯の蛇紋岩帯」(藤岡換太郎)
http://nh.kanagawa-museum.jp/files/data/pdf/res-rep/14/chouken14_181-192_fujioka_s.pdf

これも同じ方だが・・・
http://www.jamstec.go.jp/maritec/j/blueearth/2007/yokou/M29.PDF

少なくとも西南日本外帯の蛇紋岩は、プレートから放出された水で橄欖岩が蛇紋岩化して泥火山のように噴出・堆積したものが付加によって現在位置に出てきた・・・って理解で良いのかな? てっきり、現在位置に地下からニュルニュルと上昇してきたものかと思っていた・・・

で、砂白金の存在にはもちろん関連があるとして、この手のプレートからの放出水と関連する熱水が日本の大粒砂金・ナゲットの根源に深く関わっているんじゃないかな〜と、ここ数年考えているのだけどまだ確証は無し。