学習パンフ「八十士の砂金」

http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/140405_3.htm

紋別周辺の金鉱山地図や八十士砂金の歴史などがわかりやすく紹介されているほか、松原聰理学博士(国立科学博物館元地学研究部長)と村上隆学術博士(京都国立博物館学芸部長)の解説も掲載している。
 鉱物学の松原博士は、砂金が鉱脈中から地表まで現れた過程や集まりやすい場所、化学成分やサイズを、金属史の村上博士は歴史と環境面から地球における自然と人類の営みの関係を、それぞれ日本の第一人者ならではの視点で説いている。
 また、砂金採取の方法や道具、使い方や採取の模様も写真で綴られるなど豊富な内容を網羅し砂金小事典のような仕上がりとなっている。学習会やイベント開催の周知用にA2判のポスターも制作された。
 同会の橘会長は「国立科学博物館の観察会が開かれるなど自然科学的にも産業遺産として注目されたことはとてもうれしい。前向きな視点で教育・観光の取り組みの一つとなってくれれば」と有効な活用を期待していた。
 同パンフは1万4000部作成され、道内の博物館や観光交流推進室などに置かれるほか、市教育委員会を通じて小中学校などに配付される。

今年北海道に行けば入手できるかな?