シームレス地質図がリニューアル V2に https://gbank.gsj.jp/seamless/v2full/
なになに？
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20170510/pr20170510.html
今回、全面的に刷新した凡例は、「地質の年代」、「岩石の種類」、「地層・岩石ができた環境」の3つを組み合わせた、2400超の凡例からなり、従来の386に比べて大幅に増えた。岩石の区分をすべて見直すことで、より詳細な凡例による地質図を提供できるようになった。
なるほど、それは良いのだけど・・・旧版で可能だった“岩石の種類ごとの表示選択”ができなくなっている。凡例数が増えたから難しいのかもしれないが・・・
“岩石の種類ごとの表示選択”させて「深成岩だけ表示して金山との関係を考える」とか「蛇紋岩だけ表示して砂白金産地を探す」とか便利に使えたのだがこういう使い方は旧版でしかできなくなった https://gbank.gsj.jp/seamless/seamless2015/2d/
現状では各種情報を重ね合わせて見たい時には 地質図Navi https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php
“岩石の種類ごとの表示選択”をしたければ 旧シームレス地質図 https://gbank.gsj.jp/seamless/maps.html
詳細な地質年代などを知りたい場合は 新シームレス地質図 https://gbank.gsj.jp/seamless/v2full/
の使い分けになるかな〜
もっとも、こうも書かれている。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20170510/pr20170510.html
今後は、これまでのシームレス地質図と同様、活断層などの情報を重ね合わせることができるようにするなど利便性を向上させると共に、ダウンロードデータも用意する予定である。また、これまでのシームレス地質図を下敷きにして各種の情報をオーバーレイして表示する外部のウェブサイトに対して、新版の完成を案内するともに、階層構造化された凡例を活かした各種アプリケーションソフトの開発と提供に取り組んでいく。
期待しよう。
