幻の?江差町誌

「第三小隊敢闘図」を描いた桜井豊松を調べていたら*1面白そうなものを見つけた。

www.konando-book.com/book.php?bunrui=17&pageID=16

江差町誌 全 , 81,000円. 柏樹小学校編 1918 / 大7. 罫紙に毛筆書き、袋綴じ340頁、表紙付。大正7年6月の例言によれば同小学校現職員・井野長司ら9名、旧職員・桜井豊松ら4名による編纂、附図3枚は欠、附属の市街模型については不明である。本町誌は他に所在を聞かず、北大図書館北方資料室に抜粋(39丁/写し)があるのみである。本書は恐らく原本であろう。内容は全15章に分ち、地勢、自然環境から戸口、産業、行政、教化衛生、文化・史蹟に渉る正統的な町誌である。

この中に出てくる松井豊松が「第三小隊敢闘図」を描いた桜井豊松と同一人物なのかは分からない。 それはさておき、『江差町誌 全』というのが存在することをこれで初めて知った・・・ 現行の『江差町史』には第五巻 通説一 p.691-704 に砂金関係の記述があるのは確認済みだが http://placermining.net/LHL/LHL_Hokkaido.html こちらの『江差町誌 全』にも砂金の記述があるのかもしれない。
北海道立文書館に所蔵されていれば読みやすいのだけど、“北大図書館北方資料室に抜粋(39丁/写し)があるのみ”となると読みたい部分が抜粋部分に含まれているかが問題だなあ。

*1:ネット上には殆ど情報がなかった・・・