静岡にもあったのか・・・

方形の揺り板が静岡にもあったのか・・・というお話 http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20131208#1386512658 
読み直していた蔵書というのは「天領 梅ヶ島金山史」(新井 正) http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20041022 この写真ページを見ていると梅ヶ島周辺地域(井川・梅ヶ島・大城)に存在した揺り盆タイプ*1の他に方形の揺り板が存在していたことがわかった。このページの説明によれば「駿国雑誌附図」に同じような形の揺り板が載っているようなのだが、果たして「駿国雑誌附図」は見つかるか・・・

・・・「駿国雑志」はあっさりと近代デジタルライブラリーの中に見つかった。さて、お目当ての揺り板の図は・・・
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/765120/118 

あった!*2
なるほど、四周に縁のあるタイプで確かに「天領 梅ヶ島金山史」にあるものと似ている。
この四周に縁のあるタイプの揺り板、佐渡西三川のこれもそうだったような気がするのだけど、違ったかなあ?
https://www.gsj.jp/data/chishitsunews/88_07_g1.pdf

表面(この写真の裏面)を一度確かめに行きたいけど・・・

*1:これにも実は曲げわっぱタイプの他に桶型タイプ=タガが嵌められたタイプがあることがわかる

*2:図右はせり板だよなあ