菱刈鉱山の新鉱脈開発

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-06/OXBOG16KLVRR01

  住友鉱は12年、採掘中の鉱体の下部にも約30トンの金の埋蔵が見込まれる有望な鉱体が確認されたと発表。約32億円をかけて開発工事を実施し、18年からの採掘開始を予定していた。
  菱刈金鉱山は地下から温泉水が湧き出しており、新たな鉱体を開発するためには温泉水の水位を現状よりも約30メートル引き下げることが必要。水脈にセメントを流し込み、温泉水の流入を防ぐ作業を実施しているが、計画通りに進んでおらず坑道掘進の作業に時間がかかっているという。
  同鉱山では平均して1分当たり約9トンもの温泉水が湧き出す。温泉水が約65度の高温であることも作業を難しくしている要因。湧き出す温泉水のうち3分の1を地元の温泉業者に供給している。
埋蔵量は28年分相当
  菱刈金鉱山は国内で唯一、商業規模で生産している金属鉱山。海外での資源獲得に向けて鉱山技術者の育成の場としての役割も果たしており、探鉱による新たな鉱体の発見や年間生産量を抑えることで鉱山の操業寿命を延ばしている。
  現在は年間6トンの生産を続けている。16年末時点の埋蔵量は約170トンと約28年分の生産量に相当する。

今、金生産のコストって金価格(¥500万/kgくらい?)のざっくり5〜6割くらいかな〜? ¥300万/kgくらい? http://centralshoji.jp/blog-entry-491.html

そうすると、32億円の開発経費は・・・¥32億/¥300万=金1066kg 30トンの埋蔵鉱量の内1トンも採掘すれば回収できることになる。 ・・・もちろんリスクもあるのだろうけど・・・