大蓑坑(仮)が現れた

久しぶりに六厩に行ってみた。 今日はいくつか支流を探索するぞ〜と思っていたが、いつも確認する大蓑谷の坑口(写真中央の崖の中)を見ると・・・

おや?

ん〜

木の陰で見難いが・・・いつもより開口部が大きいような?

近づいてみると・・・前回5月?に見た時には上部から潜り込めそうな程度の開口部だったが、今は完全に開いている。この間の豪雨の時に坑口を塞いでいた堆積物が流されたんだな。

とは言っても坑内下部は埋もれているが。屈んで入り口部分を確認すると、入り口はすぐに左右に坑道が分かれているが左は3m、右は2m程度で行き止まり。想像でしかないが川岸に坑口が開けられているので道具などの置き場だったのだろうか?


坑道は20mくらい?まっすぐに掘られている。その先は遠くてよく見えない。結構奥まで日光が差し込むので比較的よく見えてはいるのだが・・・

坑口下部の岩盤の高さなどから考えると、坑道自体の高さは1.8〜2m、内1m程度は同じレベルで埋もれているようだ。


坑口は鉱化帯を掘り込んでいっているので鉱脈の観察は坑外でもできるのだが、その中に・・・

ん〜、こりゃ黒鉛だなあ。 もう少し北東に行った天生の黒鉛は有名だがここでも出るんだ。っていうかこんな風に出るんだ。