高低差の少ない場所向けスルースボックス

階段型のスルースボックスは高低差のある場所では非常に効率よく働くものの、高低差の少ない場所に設置すると・・・働いてはいるのだろうけど効率がた落ち、設置場所を選ぶタイプのスルースボックスだ。

そこで高低差の少ない場所用のスルースボックス作成を以前から考えているのだが、北海道の板ねこタイプで良いのだけど、桟の部分の面積を大きくして流れる砂の層を極力薄くしたいのだ。このタイプのスルースボックスはまな板などで自作している人もいるし、プラスチック製の市販品もある。名前は何スルースといったかな~?

欲張って、桟の部分の面積を小さくしていくと桟の間に溜められる砂の量が多くなって結果砂金も多く採れる、そう思うでしょ?でも実際にはそうじゃなくて桟の部分の面積を大きくしていくと流れる砂の層が薄くなって、砂の上を砂金が流れていってしまう可能性が低くなるのだ。もちろん、砂を流す量も少なく制限する必要がある。こうすると桟の上を砂や砂鉄と分かれた状態で砂金がじりじりと動いて行く様子が観察できるようになるはずだ。そう、これは浜砂金の回収に向いたタイプのスルースボックスでもあるのだ。