一月ぶりに飛騨の産地で砂金掘り http://d.hatena.ne.jp/garimpo/20180511 三河川目の川でスルースボックスでサンプルを集めるのだ!
・・・と、勇んで出かけたは良いが、一月経ったら笹とススキが伸びて別世界のよう・・・ 前回もこんな感じだったらこの場所まで入ってこなかったよな〜 まあ、前回歩いて掘る場所は決めてあるので藪を掻き分け現地に到着。
川岸に砂岩の盤が出ているので、それを追いかけて川底の堆積物を掘って・・・
採掘終了〜
川底から掘り上げた大石2個はかなり重かった・・・
結果としては前回掘った時と同様一パンの土砂から一粒程度の砂金しか出なかった・・・盤には多少寄せているかと思ったんだけどな〜 重鉱物は砂鉄が少なく代わりに1cm程度の餅鉄がわりと入ってくる。北海道なら小豆石といったところだが、ここでは餅なのだ。 後は前回は気付かなかったが少量の辰砂が入ってくる。数は多くないし、比重が中途半端なのでパンニングしているだけだと最後まで残りにくく気付かないのだ。
帰りにうろついていると、道路脇に違和感があるので車を止めて歩いてみると・・・
おっ! ここにも柴金採掘遺構が。50m程か?溝状の地形が残っている。崖下の地形も掘り跡かも? 石積み、石垣は見られないが、位置的にみて柴金採掘の遺構だろう。
追記
赤線は溝の縁を示す。溝は右に曲がりながら写真奥方向へ続く。
帰り道は今まで走ったことの無い道を通って・・・おお、スキー場のゲレンデ上部に出た!
天正地震での崩壊地。 有名なのは帰雲城のあった白川村保木脇だが、他に二ヶ所ほどあったらしい。そのうちの一ヶ所がここ。ここにも金と埋没の伝説が伝わっている。
もっとはっきり分かるかと思ったけど、地図でみるほどはっきりとは分からないな〜