昨日の遺構探索の目的地は白川郷内だったので、ついでに鳩谷の嘉念坊道場と飯島正蓮寺跡を見てきた。白川郷一帯を内ヶ島氏と共に支配したであろう(?)照蓮寺の前身にあたる。 まあ、嘉念坊善俊の実態は一般に伝えられているものとはかなり異なる気がするが、照蓮寺発祥の地として一度は見ておきたかった場所だ。
おー、ここが・・・
で、道場跡地の裏手に復元とされる道場が
掘っ立て小屋のようなものを想像していたけど、萱葺きの立派な建物だ。
鳩谷の嘉念坊道場がその後近くの飯島に移転して正蓮寺となって・・・さらに荘川の中野地区に移転したので現在は別のお寺が建っている。
しかし正蓮寺が1480年代あたりまで荘川(上白川郷)の諸金山を何らかの形で支配していたのだとするとこの場所からはちょっと距離がありすぎる(30km以上)感じがするね。天生金山はそれほど遠くはないけれど。まあ、産金地の各所に末寺(当時は道場かな?)があっただろうから間接的な支配には問題はなかったのだろうけど。